映画・読書感想記事は基本的にネタバレです。ご注意ください。

2007年04月29日

再会の時

年を重ねて映画や小説を楽しむ一つに若い時に観た・読んだものを再体験するというのがある。
若い時、物凄く面白かったものがつまんなかったり、昔は「つまんねー」と感じてたものが非常に面白く思えたり。
昔、反感を持っていたものが年を取ってやっと「そうだったのか、これは面白いものだったんだ!」と解った時は赤面の思いである。往々にして、つまらないと思うのはそれを理解できない自分の脳みそのせいであったりする。
特に作品が他愛ない表面を持っている時は若い頭では奥底に隠されたものが解らなかったりするのだ。
色々あるが例えば「サウンド・オブ・ミュージック」
子供の時は「いい年して簡単な歌を歌ったり踊ったり、馬鹿みてえ」と笑っており後に見直してその時代背景を考えず笑った自分を恥じたものだ。
名作モノはうんざりしてしまうものだが、やはり単純にして深いものが多く、中年に到ってやっと解ることがあったりするものなのだ。素直な人はすんなりと受け入れて良しとするのに、ひねくれているとなかなか受け入れたくなかったりしてしまうのだ。
とはいえ、若い時に反感を持って見ておいて後で思い直すというのも楽しいものだったりもする。

但しこれは若い時に経験をしてないと出来ないことである。
でも今からでも遅くはないか。
今、観ておいて後20年後また思いは変わるかもしれないから。
posted by フェイユイ at 16:39| 香港 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月07日

アクセス解析、なぜなんだろう

ブログをやってるとどうしても気になるのはアクセス解析。
映画感想を書いてるわけで特に自分が好きな映画の記事を書いた次の日は気になる。
だがどういったわけか、好きな映画ほどアクセスは低い気がする。やはり変な映画が好きなせいなのだろうか。

前にも書いたけど悪口のときのほうがいいとかもある。あの三文字の映画の時なんか。
後、レスリー・チャンを書くと熱心なファンが多いのか、大概アクセスも好調。これはうれしい。
posted by フェイユイ at 13:59| 香港 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

罵詈雑言と賛辞とアクセス数

「藍空放浪記」のアクセス数。いつも大体同じくらいなんだけど(いやホントにありがとう)昨日の「ゆれる」はちょっと多かった。これには逆にめげた。
何しろコレまでにないほどの罵詈雑言を書いたつもり。これが一番見られたっていうのは多分オダギリの人気のせいだよね、と思いつつも大好きな映画の感想の時はあまり増えないのに、こういうのって、と贅沢を言ってしまう。オダギリのせいオダギリのせい(おかげ、か)
それとも褒め言葉より罵詈雑言の方が受けるのか?悩むところではある。

まあ増えたって言っても読んで怒っているだけかもしんないけどね。
posted by フェイユイ at 19:01| 香港 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月16日

「世界最速のインディアン」

世界最速のインディアン

観てみたい。バイク・おじいちゃん・旅という凄く観たくなるキーワードではないか。
しかも最速。
しかもアンソニー・ホプキンス。
観たい。
posted by フェイユイ at 00:02| 香港 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月25日

マニアへの憧れ

映画好きには一度観ればもう観ない、というタイプと同じものを何度も繰り返してみるタイプとあるだろう。
まあ、これは他の何を愛好するのも同じだろうが(人間に対してもって場合も・・・)
一度観るだけ、と言うタイプは「一年に何本観た」というような数にこだわるタイプにも発展していきそうだ。
同じものを繰り返しみるタイプは「その映画にこだわりを持ち、そこに込められた意味や味わいを吟味したい」という人と「一度観て面白いと思ったものが安心して観れる(新しいものを観るのは怖い)」という人などがいる。
では私はというとまったくもって中途半端である。
結構、何回か観ていってるけどかといって徹底してもいない。つまりは観た本数も大したことないし、一つのものを深く追求してもいない。困ったものだ。

自分としてはいつも「物凄く夢中になって愛する映画に出会いたい」と思っている。
一年くらいその映画のことしか考えられなくて、他の映画を観るにしても本を読むにしてもその映画に関することばかり。
監督・出演者を徹底して調べたり、舞台になった場所・時代そして音楽や衣装なんかについても検索しまくったり。
なんていう状態になってしまいたい。

そんな状態になりたい、と夢見るのもおかしな話だけど、結構のめり込みタイプなので可能性はないことはない。
役者に対して、というのはわりとありがちだけどね。

でも実際にはそういう人っているよね。例えば「スターウォーズ」とか「スター・トレック」とかにはまってしまうような人。
幸せなんだろうなあ、なんて思ってしまうのだった。

あれ、出だしとずれた?
ラベル:映画
posted by フェイユイ at 18:40| 香港 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月10日

自分勝手な世迷言

別部屋で映画の話を書き散らしてる私だが日本のモノは少ない。あっても昔のものが多いのだ。

同じようにアジア・欧米の役者さんにのぼせていたりするが日本人役者さんにはあまり迷っていない。テレビなどで見る機会は外国モノより遥かに多いのだが何故なのだろう。

みんなはどうかわかんないけど、私はただ顔を見ただけで好きになるってことはまずない。
作品を観てその作品が好きになったらその中でいい演技をしていたら好きになる。ということは気に入った作品に出ていなければ好きになれないのだ。
ということはそれほどのめりこんで好きな日本映画が現在ないということだ。これは単に好みの話であって日本に優れた作品がないと言う意味ではない。特に最近日本映画ががんばってるのはさすがにわかるけど。

言葉も解るしすぐ観れるし。日本映画でメチャメチャ惚れこめたらなあ、などと身勝手な事をほざいてみたりする。そして誰かを凄く好きになってみたい。でも一人の監督とばかり組むわけにもいかないから、複数好きな監督がいないと駄目だ。
ラベル:映画
posted by フェイユイ at 23:48| 香港 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月18日

会社員と風来坊(釣りバカと寅さん)

大人気の「釣りバカ日誌」主役の西田敏行も三國連太郎も好きなのですが、ずっとちゃんと観た事はなかったのですよ。
それがこの前、家族の者が観ていたのでちょろちょろと観ていました。(しかも家族は先に寝てしまいました)
お話としては好きな範疇ではないけどそれについてはどうこう言う事はないし、出てる役者さんも上手いので文句はありません。
ただこの回の1エピソードに驚いたのでした。(すみません、何作目の話かは判りません)

それというのは、浜ちゃんの会社である上司が(谷啓さんだったかな)女子社員を誰もいない部屋に呼ぶ。「何でしょう」と聞く女子社員の前で上司黙ったままいきなりズボンを脱ぐ。女子社員の「きゃー!」という悲鳴に浜ちゃんはじめ何人かの男女社員が駆けつけるとそこにはうずくまった女子社員とズボンを脱いだ上司が二人きり。「何をする」と飛びかかる社員たちに上司は「ばか者!私はただ彼女にズボンの破れたのを縫ってもらおうとしただけだ。私にだって選ぶ権利がある」などと言うようなことを叫び、ちょうど股の部分が破れたのを見せるのです。
勿論浜ちゃんたちは「なーんだ」っていうことで笑っておしまいだったのですが、これで驚いたのはそのコテコテの勘違いギャグと言うわけではなく私にも選ぶ権利がある、などと無神経な発言ということでもなく(まあそれもありますが)普通の常識で考えれば股の部分という清潔でない部分を家族でもない女子社員に繕わせようという上司の「当たり前」という感覚です。
しかも皆それで納得してしまったし。
これは決して時代のせい、ではないはずですよ。
これがもし寅さんだったら「このバカ上司。てめえの汚い尻の破れをなんだってこのお嬢さんが縫ってやらなきゃいけねえんだ」って言ってくれそうです。
が、よく考えたら寅さんは風来坊です。風来坊は心が優しいかもしれないけど、この映画はがっちり身分制度がある会社なわけですね。
私は会社務めと言う事をした事がないのでそういった社会制度というのを知らないのかもしれません。
会社に勤めているなら上司のズボンの股の部分を脱いですぐの奴を繕って差し上げるのが当たり前なのかもしれませんねえ。
そういうことを女子社員がさせられてても「なあんだ、ズボンの尻の破れを縫ってくれと言われただけかあ」と皆納得するものなのですね。
寅さんだったら「自分で縫いな」と言ってくれそうなんですが。風来坊でなければそういう言葉は出てこないのかも知れません。

しかもこの話はホントに男性方というか会社員方の夢物語なのだなーと感じました。
一介の社員が好きな釣りを通じて社長と友達になり、奥さんは美人で包容力がある。まさに理想ですね。
この女子社員を二人きりの部屋に連れて行っていきなりズボンを脱ぐ、という行為も「やってみたいなあ」という憧れの行動なのでしょう。しかもその後で飛び掛ってきた部下たちに「ばか者!」と叱咤する。自分は潔白、繕い物をして欲しかっただけなのだ、わからんのか。
別に女性差別!とか言って怒ってるわけではなくて相手が男だったとしてもこういうことを頼むってのが、はあ会社ってこういうのなんだ。大変だなって思ったわけでした。
ラベル:風来坊 会社
posted by フェイユイ at 23:27| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

「インタビュー・ウィズ・バンパイヤ」

トム・クルーズとブラッド・ピットが耽美な世界を構築する吸血鬼の物語なのだが、どう観てもこれは萩尾望都の「ポーの一族」のパクリとしか言いようがなく不思議だったものだ。
私的には少女の頃憧れの存在だったエドガーとアランをトム・クルーズとブラッド・ピットが再現できるわけもなく特にブラピには笑顔を絶やさず観たしまったように思う。

日本の少女マンガをアメリカ映画でパクるわけないと言われても似すぎていて混乱する。原作者がパクってるのだろうか?
萩尾望都は素晴らしい作品を作っているとは言え、世界で知られているわけではなくパクラレても文句はいいにくい。「ポーの一族」の方が遥かに優れている、と思いつつもどうしようもないもどかしさ。

そういう不安定な精神状態でこの映画を観終わった私は不思議な映画が好きだがこれはかなり奇妙キテレツな映画であるな。
面白いとは思うよ、きっと。
ラベル:映画 ホラー 耽美
posted by フェイユイ at 15:08| 香港 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

「いい映画・悪い映画」「好きな映画・嫌いな映画」

「藍空」とこのブログでは映画の感想を書いている。あえて「感想」と書いているのは私が書いているのは「批評」などというほどのこともないしな、という意味あいである。別に職業ではないからそれで人々を先導する必要もないし。
時々批判めいたことを書いてはしまうが基本的に好きなものしか観てないから思い入れが強いし、ピリッとした気の利いた辛口の批評は(憧れはするが)私にはできそうにない(時々才能もないのに批判めいてしまってあまりのひどさにめげる)

その感想を書く時に他の方はどう思っているのかな、というのは気にかかる。そこで毎度のように(と言うのはオーバーかな)驚いてしまうのは私がいいなと思ったものほど酷評されてて、つまらなく思うものはかなり褒められていたりする。あきれてしまうが、向こうもやはりあきれるらしく「こんな映画を褒める奴もいるから驚くよね」なんて書いてある。「これを褒める人とは絶対何についても意見が合わないよね」とも。なるほど。
私とだけでなくとも同じ映画の批評を片や大絶賛、片や大酷評と言うのはよくあることで一体絶対的映画というものはあるのだろうか?という気になる。

マアそんなことは解りきったことなのでどうでもいいじゃないか、と言われればそれまでなのだがいつも面白いなあ人間の好みって、と感心する。結局「いい映画・悪い映画」って言うのはなくて「好きな映画・嫌いな映画」と言うだけのことじゃないのか?勿論人道的に絶対許せない映画、なんてのもあるだろうがそれを好んで観てる人もいるわけで。(残酷な映画なんてのは人道的ではないが人気はあるよね)

たとえて言えば武侠もの。私は大好きで大感動したりするが、他の人の中には「人間が飛ぶなんておかしい」とか「ワイヤーアクションの大げさな動きが嫌い」などという瑣末なことばかり気にして肝心の物語の本筋を見ない(ハハハ、思い切り肩入れして書いてます)お方たちがいらっしゃる。
と思えば(有名なのであえて使わせてもらうが)「タイタニック」で大感動される方もおられるがこれは大げさではないのかな。多くの方が涙を流されたようだが、これには私は泣けないのですよね。
と言っても「タイタニック」と武侠ものを両方好きな方もたくさんおられるだろうけど。(「タイタニック」ファンでここを読んでくださってる方、ごめんなさい)

言わずもがなとことを書きたててしまったが、私としては非常に面白いね!と思っているわけであります。
似通った好みを持っていてもやはり人それぞれ少しずつ好みは違うわけで。それがあるからブログの映画感想・批評記事って面白いんだろうなあと思う次第です。反対意見の人ほど気になるのだよね(笑)人ってさまざまだ。
posted by フェイユイ at 16:58| 香港 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月17日

ハッピーエンドと悲劇

ディズニーが日本映画「南極物語」をリメイクした。
日本の「南極物語」は観てはいないのだが、話題になったのはよく覚えている。おまけにうちには南極に残された2匹のうち、タロのぬいぐるみがある。かわいい。

リメイクといっても大きな違いがあるということらしい。(テレビでも言ってたのだから、ここで言ってもネタバレだと怒られはしないよね。でも嫌な人はここから読まないで)

日本版では南極に残された犬達(10匹くらいだろうか)のうち2匹だけが生き残り、他は死んでしまったのだが、ディズニーでは「南極に犬だけを残して行くこと自体が信じがたい悪行なのに、その上死なせるわけにはいかん」というわけでできるだけ死なない、という結末になっているらしい。へー。

そういえば「人魚姫」原作の「リトル・マーメイド」もハッピーエンドであった。アンデルセンというのは悲しいお話、というのが売りだと思うんですが、ディズニープロにあってはかたなしである。

一体これはどういうことなのか。幼い子供に悲劇を見せるのは可哀想、ということなのか。
しかし現実に人は死に、動物は死ぬ。ハッピーエンドを求めても現実は常にハードである。

「ディズニーはそういうものを求めている人が見るのだから、リアルが好きな人は別のを観てよ」と言う言い方もあるだろう。が、ディズニーが子供向けであるからこそ、死や悲劇を徹底して排除するという姿勢に疑問を持ってしまう。

それにしてもアメリカ映画はリメイクに頼りすぎ。もうそろそろ考えた方がいいのでは。
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2006年02月24日

大家、歓迎光臨!

うつせみ.jpg
「うつせみ」

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「[薛/子]子(ニエズ)」

ナンとこの「ムーダンの妖しの小部屋」がSeesaaブログ内のアクセスランキング100位以内(ただ今52位!)に入ると言う思っても見ない快挙を得た!
この際だから、何とか宣伝をしておきたい。と言っても別に私的なことではないが、ここに来てくださった皆様、実は当ブログは別部屋の「藍空」の文字通り小部屋でありまして、管理人はアジア映画(中国・韓国映画)・ドラマにぞっこん浸っております。

プロフィールのとこに貼り付けた美女は中国女優の周迅(ジョウ・シュン)です。この美貌に惹かれた方はどうぞ「パーハップス・ラブ」観て下さい。以前の映画で「ふたりの人魚」もすごくいいです。

また、韓国映画としてはキム・ギドク監督作品「うつせみ」を大変おススメしております。是非ご覧ください。美青年と人妻の物語です。凄くエロティックでございます。

またジェット・リー(李連杰)の「SPIRIT」もみんなで観よう!!中村獅童も出ているよ。主題歌は「イニシャルD」の主役を演じたジェイ・チョウが歌っております(日本上映の際は違う歌が流れるそうですが)よろしく。

そしてどうかどなたか台湾ドラマ「[薛/子]子(ニエズ)」を日本で放送してください。どうぞお願いします。

また「藍空」でリンクしているブログはいずれも大変素晴らしいところばかりです。是非ご覧ください。

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「SPIRIT」

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ジェイ・チョウ
posted by フェイユイ at 23:33| 香港 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月04日

「ケレル(ブレストの乱暴者)」よ、もう一度

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気にしてるせいかもしんないけど、結構「ケレル(ブレストの乱暴者)」へのアクセスがあったりするような。あまりにもあっさりした記事だったので再び書く(笑)

ここで書くのはファスビンダーの映画「ケレル」である。
昔何度か観たきりではあるのだが、印象はとても強い。「ミッドナイトエクスプレス」の主役だったブラッド・デイビスの顔が凄く好きで観たんだが舞台劇のような演出で酷く惹き込まれてしまった。
ケレルを焦がれるような目で追い続ける上官役にフランコ・ネロ!西部劇で知っている者には衝撃の配役であった。なにせ上官は美しい肉体を持つ水夫のケレルを眺めてはその思いをカセットテープにふきこんでいるのだから(原作としてはカセットテープはありませんよね)
当のケレルは波止場の淫売宿の亭主に犯されたりして、その露骨なセックス描写がまた衝撃だった。「ミッドナイトエクスプレス」では男性とのキスシーンだけだったのに!
そして切ないフランコ上官の独白によって、ケレルへの想いを秘めたまま物語は進む。
ケレルにそっくりだが純真な兄弟がいるというのもこういう話につき物のようだ。
 
またこれも記憶の中だけのことで今や確かめようがないのだが、その舞台劇のような背景のあちこちにスズキの刀(オートバイの事です)が置かれていたのだ。刀は日本車だが、そのデザインはドイツのデザイナー・ハンス・ムートが手がけたものなのだ。その印象的なフォルムが見えたと思っていたのだが、2度目に観た時、あまり解らなかった。そんなことがあるんだろうか。でも確かにオートバイが置かれていなかっただろうか。
どちらにしても原作どおりならオートバイは出てこないはず。これもファスビンダーのイメージからきたものなのだろう。

ビデオテープなら手に入るのかも知れないが、我が家にいまビデオデッキがない。DVDはボックスでのみ発売されているようだ。観れないわけではないがもう一度確かめるにはもう少し待たなければいけないようだ。

物憂げな魅力を常にたたえているジャンヌ・モローが淫売宿の女主人として登場していた。
posted by フェイユイ at 18:46| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月24日

ブラザーズ・グリム

アメリカ・ヨーロッパ映画をとんと観なくなってしまった私だが、昔好きだった人の作品にはやはり興味がわく。

鬼才テリー・ギリアム監督もその一人だ。
しかも題材がグリム童話しかも主演がマット・デイモン(マット・デイモンは昔の人じゃないけどね。「リプリー」などいくつか映画を観てとても魅力的な人だと思う)
観たくないわけがない!
今朝テレビ観てたら、監督は日本に来ていらっしゃるようで可愛い上戸彩ちゃんが赤頭巾の格好でお出迎えしていたのだが、監督の風貌が物凄くてどうにも上戸彩ちゃんがさらわれてしまうようにしか見えなかった(失礼)

ま、いいんだが、とにかく楽しみだ!(強引に終わる)
posted by フェイユイ at 18:55| 香港 | Comment(1) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ジョン・トラボルタ

別に意味もなく、ジョン・トラボルタである。

名作「サタデーナイトフィーバー」で一躍脚光を浴びたトラボルタだが、最初見た時、その強烈な顔にショックを受けた。真っ黒な髪、燃えるような真っ青な目、真っ赤な口びる、と書くと褒めてるようだが、その全てが鮮烈すぎてとても凝視できなかった。なんと派手な顔!またその映画のポスターの彼もあまりにもインパクトありすぎで怖いほどだった。
勿論彼の人気は凄くて似顔絵なんかも必ず描かれていたが、ちっとも好きにはなれなかった。「フィーバー」と言う言葉も流行ったが、その言葉通り、ひとしきりファンを熱狂させたあと(「グリース」や「ミッドナイトクロス」などの映画があって)ジョン・トラボルタの名前を私は聞かなくなった。

が、彼は消えてしまったわけではなかったのだね。私などは聞くことのないような映画にも出ていたようだが、次に彼の姿を見たのは「パルプ・フィクション」だった。私は劇場公開で観たわけではないので、実際見た時期はもう少し後になってしまったのだが。
再び見た彼は昔のように強烈ではなく、渋くなってかっこよかった。ふーーーむ。年取った方がいいこともあるのだ。いや、私の勝手な好みなんで昔の方が好き、と言う人もいるだろう。
しかし、この変貌振りはうれしかった。タランティーノと彼の個性がうまく合ってたということもあるのだろう。
凄い役者さんと言うのはどう転んでいくのかわからないものだと感じたのだった。
posted by フェイユイ at 18:35| 香港 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月28日

「シン・シティ」でミッキー・ローク来日

ミッキー.jpg
若かりしミッキー・ローク

ミッキー・ローク氏が来日なさってるようです。ミッキー・ローク氏といえばかつては映画「ナインハーフ」などでセクシー男ナンバー1だった方。今でも女好きで鳴らしておられるようですが、偽悪的なのか本物なのか、よくわかんない。偽悪的というとジャック・ニコルソン氏を思い出しますが、彼はそんなに女たらしというわけではなかったね。

ミッキー・ロークが日本女性人気度トップから奈落に落ちたのは有名なボクシング試合の猫パンチ。人気絶頂にあった彼が何を思ったかある日ボクサーと試合するといって皆勝てるわけないよね、と思っていたのに豹柄パンツをはいたミッキーはそのボクサーを当たりそこねのへなちょこパンチで勝ってしまった。日本で人気絶頂だった彼は次の日から最低の男のラベルを貼られてしまった・・・。ほんとにもうぷっつりと名前を聞かなくなってしまったものだ。

私としてはコッポラ監督の「ランブルフィッシュ」やアラン・パーカー監督の「エンゼルハート」で好きだったし「ホームボーイ」という映画でもなかなかいい味出してた(しかもボクサー役!)その彼がただに猫パンチ一つで消え去ってしまうとは(と言っても映画自体が来なくなったからそれだけが原因じゃないかもね)「ハーレイ・ダビッドソン&マールボロマン」というのでこけたという記憶がある。私は未見なので何も言えん。

そのミッキー・ローク氏が新作「シン・シティ」に出演されている。なんだか凄いメイクでよく顔はわかんないみたいだが(笑)ここで一つ巻き返しをはかってもらってまた人気者になれるのか?!
でも見てるとミッキー・ロークってそういう人気とかって全然気にしてないような。大体人気気にしてたら猫パンチやらなかったよね。多分人気なんてどーでもいい真の「ワルな男」なのかも。

今朝、フジテレビ「とくダネ」で「日本女性は好きじゃない、大好きなんだ」って言ってました。ワルワル。
posted by フェイユイ at 19:08| 香港 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月28日

「アウトサイダー」フランシス・コッポラ

アウトサイダー.jpg

昨日深夜テレビで「アウトサイダー」をやっていた。ひどく懐かしい作品だ。コッポラが「ゴッドファーザーTU」「地獄の黙示録」でカリスマ監督といった地位に立ち「ワンフロムザハート」でちょっとまずいことになり、なぜかさわやか青春映画を撮ったのだった。
出演者もマット・ディロン、トーマス・ハウエル、ロブ・ロウというその当時絶頂のアイドル役者がそろい、エミリオ・エステべスなんかも脇を固めていたんだが,ナンといってもお気に入りはラルフ・マッチオだった。大きな憂いを含んだ目をしていてその後、「ベストキッド」でさらに人気者になった彼だが、ここでは主人公トーマス・ハウエル演じるポニーボーイの友達ジョニーをひたむきな面持ちで演じていた。マット・ディロンのダラスが気にかけてあげている弟分みたいな感じで可愛らしかった。
ポニーボーイが暁の黄金の時は一瞬で過ぎ去ってしまう、と言うような意味の詩を暗唱してこんな事を言えるのは、兄貴のソーダとお前だけだ。他の奴なら馬鹿にされる。と言う友情を語るシーンなど貧しい地区に住む不良少年の少年時代が切なくも美しく描かれていて、スティービー・ワンダーの歌声とともに胸を締め付けたのだった。
posted by フェイユイ at 14:59| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月27日

義兄弟(韓国映画「JSA」を観て)

韓国映画「JSA」ですごくポイントであったシーンのひとつ。
朝鮮半島を南北に隔てる板門店/共同警備区域において、韓国側の兵士であるイ・ビョンホンと北朝鮮側の兵士ソン・ガンホが仲よくなってしまう。そのことから悲劇が起きていくわけだが。
この時、イ・ビョンホン演じる若い兵士が年上である北朝鮮のソン・ガンホに「お兄さんになってくれませんか」と頼む(正確なせりふは覚えてないが)
初めて見たとき「うわ、恥ずかしくないのか」とちょっとばかり驚いたのだが、考えてみたら日本の昔の映画・ドラマにはこのてのせりふが多かったのだった。
以下はイメージであって特定の何かではないのだが、ある年若の男が年上の男に出会って、年上の男がたとえば喧嘩が強かったりするのを見てしまう。すると若い男のほうは「あんた強いな、俺あんたに惚れちまった。兄貴と呼んでもいいか」なんて言い出す。年上のほうはうるせえなという顔だが若い男のほうは「いや、俺決めちまったんだ。死んでも兄貴についていくよ」などと言うことになる。なんとなく私のイメージでは二人で手をとって義兄弟の誓いをするというよりはこういう「押しかけ弟」が多かったような気がする。
で、兄貴は弟分をてんで子ども扱いなのが気に食わなくて弟は何か手柄を立てて兄貴に認めてもらいたい、なんて考えている。何か事件があって弟は兄貴に黙って解決しようとするとひどい目にあう。兄貴が駆けつけた時はもう息も絶え絶えで、兄貴の腕の中で「兄貴、俺、がんばったよ」なんていい残して死んでいく。兄貴、泣く。
というようなパターンの話がやたらとあった。多分やくざ物の影響で色々な話が作られたのだろうが、ほんとに多かった。ついでに言うとこの「誰かの腕に抱かれて死んでいく、ガクッ」というのがものすごく多かったのだ。
時代は移り、昔のように一般人で義兄弟になる話、というのはお目にかからなくなった(いや、知ってる、といわれる場合はごめんなさい。ただ、昔はすごく多かったのですよ)やはりそれは人間関係が上下でなくなってしまい、年齢差があっても平等であるためなのだろうか。先輩にいじめられるのはごめんだが、上下関係もなくなってしまうと寂しく思うのは、自分勝手すぎるかな。
posted by フェイユイ at 13:46| 香港 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月20日

三島由紀夫の監督・主演映画発見さる

昨日(8月19日)の新聞の話で申し訳ないが「読売新聞」の第1面に「三島由紀夫が割腹゛予告”映画「憂国」フィルム発見」という記事があった。三島由紀夫氏について詳しいわけではないが小説「禁色」は読んだし、有名な方なので色んな話を読んだり、勿論テレビでもあの割腹宣言の場面を見た。
読売新聞に掲載されている写真も小さいながらもものすごく危険な匂いのするものである。フィルムは完全な形で残っているらしい。セリフはなく字幕とワーグナーの音楽(!)のみの30分のモノクロ映画ということだ。
2・26事件に参加できなかった中尉が妻の目の前で切腹し、妻も後を追う、というストーリーらしい。
私が氏を知るのは僅かな情報と小説「禁色」だけだが、やはり息を呑むような凄まじさがあった。
posted by フェイユイ at 19:51| 香港 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月02日

「パッション」メル・ギブソン

パッション.bmp
パッション

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大体のメル・ギブソンのイメージ?

マックス.jpg
めちゃかっこいいマッド・マックス=メル・ギブソンである。

テレビで放送されたので(あまりまじめではなかったが)観てしまった。噂にたがわぬ残酷な刑罰がイエス・キリストにあたえられる。キリスト教徒ならば身をもってその苦しみを味わうのであろうか。

だが、ここでちょっと書き留めておきたいと思ったのは「パッション」についての論評、というわけではない。大体、私は監督のメル・ギブソンが役者として大好きで「マッド・マックス3部作」のメルは最高にかっこいい男だと今も思っている。そういうわけでメル・ギブソンが出演した映画は結構観た。ただし、アメリカに来てからのメルはその魅力が充分発揮できてないのじゃないかとは思っているが。

メル・ギブソンの演じるヒーローはマックスに始まって(もしかしたら知らないだけでもっと前からかも知れないが)いたぶられるヒーローである、と思っている。マックスの一番かっこいいシーンは傷ついて目から血が流れているところだ。黒い皮のつなぎを着て血を流すマックス=メル・ギブソンのたまらなくセクシーな姿である。
また「ブレイブハート」ではイングランド人にいじめられるスコットランドの英雄ウィリアム・ウォレスを演じて最後に捕らえられ、拷問にあうシーンがある。
「顔のない天使」もいたぶられるヒーロー像の一つかもしれない。

であるからしてメル・ギブソンは常に自分がパッション(受難)のヒーローである、あり続けたい、と願ってるな、と感じてた。この「パッション」の主人公・イエス・キリストはキリスト教世界においては最大の受難ヒーローである。メル・ギブソンは自分がやりたかったに違いない。今までとは桁外れのヒーローなのだから。では、何故やらなかったのか?
まずは年齢であろうか。青年、のイメージであるキリストをやるにはいかに若々しいメルでもちとそぐわない。だが、やはり「顔」なのだろうな。なんといっても最大の有名人である。あのキリスト像とメル・ギブソンでは違いすぎる・・・。アメリカで最もかっこいい男に名前を上げられていた時期があったとしてもあのキリストにはなれそうにない。かわいそうなメル・ギブソン、やりたかっただろうよなあ。
posted by フェイユイ at 19:06| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月22日

ディア・ハンターのクリストファー・ウォーケン

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きれいな男の人、と言われたら私はまずディア・ハンターのクリストファー・ウォーケンを思い出してしまう。映画の中のニックの運命のようにそれははかないものとも思うが。いや決して他の映画でのウォーケンが悪いわけじゃない。冷たいとも思わせるその眼差しは他の映画でも充分その存在感を表してはいる。でもあの映画でのニックはもう他の人には変えられない透明感のある美しさだった。ロバート・デ・ニーロ演じる(このデ・ニーロもかっこよかった)主人公の親友。ベトナムの兵士たちの間で頭に銃を突きつけてロシアン・ルーレットで賭けをすることで生きていくという悲しい運命の人だった。

あの時のクリストファー・ウォーケンの美しさは忘れられない。
posted by フェイユイ at 18:58| 香港 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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