映画・読書感想記事は基本的にネタバレです。ご注意ください。

2007年08月06日

「不思議の国のアリス」症候群 角田昭夫

角田昭夫氏の「不思議の国のアリス症候群」という本があり初めてそういう言葉があると知った。
最初は小さな女の子を好きな人のことかと思ってたらそうではなくてアリスが不思議の国で体験するあの「突然体が大きくなったり小さくなったりする」あれを感じてしまう病気なのだそうだ。

つまり大きいものが小さく見えたり、その逆だったり、半分だけがそう見えたり、また自分の体が小さくまたは大きく感じられたり、時間が遅くなったり早くなったり、ということもあるそうで子供時代に多い症状らしい。そして多くは一定期間が過ぎると元通りになるという。
偏頭痛を持つ場合が多く、時にはてんかん、統合失調症の患者である場合もある。

子供時代に起きるというのは西洋に多いのか日本の子供にはあまり見られないらしい。といっても皆無ではないようだ。検索してると色々体験談があるようだし。

とはいえ確かにあまり聞いたことはない。だが思い返してみれば少女時代にはよく眠る前にこれに似たような感覚を味わったことが何度となくあったような記憶がある。あまりはっきりしたものではないが。ぼんやりとした感覚である。急に周りが迫ってきたり大きく感じられたり手が変なものになったような感覚があったがこれだったのか。
悲しいか喜ばしいか大人(年寄り)になった今では思い出すのもやや難しい感覚である。
そういわれれば西洋の映画など観てると日本人にはあまりないような妙な感覚を持つものがよくあるが、こういう少年期の体験からきてるのかもしれない。これは想像だが。

表題にもなっているこの項は作者の発見ではなく神経学雑誌からの抜粋が元になっているが、他の項目は医者である作者が様々な小説から子供の病気を取り上げ解説をする形式になっていて興味深い。
以前このブログで書いた「アルプスの少女ハイジ」にも注目されているのも関心を引いた。あの部分は本当に面白い(と言ったらハイジには悪いが)

ラベル:病気 子供
posted by フェイユイ at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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