映画・読書感想記事は基本的にネタバレです。ご注意ください。

2005年02月05日

森 茉莉

日本の最たる耽美の作家といえば森茉莉さんを置いて他にないだろう。その完璧な美文は読むものを酔わせてしまう。
耽美な同性愛ものを愛する方なら「恋人たちの森」は必読だろう。私もその世界に恐る恐る入り込み、美の境地を堪能したものです。あのような美中年と美青年を現実に見たら、きっと恥ずかしくて隠れちゃうなあ、で、じっとみますけど。
むしろ私がひたすら読みふけったのは「甘い蜜の部屋」のほうですね。おや、なにげに「ムーダンの妖しの小部屋」に雰囲気が似てなくも・・・。
主人公モイラの幼い頃12歳までが特に好きです。ピアノ教師アレキサンドゥルとの話くらいまでですね。キャラクターとしては馬番の常吉ことドゥミトリイがすてきですねえ。小さなモイラに馬のえさをとってあげてるシーンなどなかなかよいです。それに引き換えモイラの夫になる天上さんはかわいそうです、かっこ悪くてさ。恋人役のピータァ君は意外とあんまりよくないんですが、これはパァパを引き立てるためでしょうね。これを映画化というのは、不可能なのでしょうねえ。少なくとも今の日本では。中国でなら出来なくもない気もしますが。どうでしょうか。
posted by フェイユイ at 13:31| 香港 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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