映画・読書感想記事は基本的にネタバレです。ご注意ください。

2006年01月28日

「知と愛」ヘルマン・ヘッセ

ヘルマン・ヘッセ。日本人ならばまずは「車輪の下」ですね。私も読みましたが、今日の話題は「知と愛」
修道院に住む美少年ゴルトムントが女性を求めて飛び出し、その美しさと若さのみで次々と女性と関係を持ち最後には高嶺の花というべき美女と結ばれるのだが、彼を待ち受けていた運命とは・・・、というお話。
男性なら何の権威も財力もないゴルトムントが次々に女性に好かれ肉体的に結ばれていく過程に大いに興味があるところでしょうが、もう一つ注目すべきがこの美少年ゴルトムントを見守る修道院の思慮深い青年僧ナルチスとの関係。
二人が一緒にいる場面は小説の中で僅かにしかすぎないのだが、美しいゴルトムントに思いを寄せるナルチスの静かな語りに心惹かれる。
身も心も疲れ果て傷ついて帰ってきたゴルトムントを優しく受け入れるナルチスが何とも言い難くよい。
映画にするならこの部分だけ切り取って女性遍歴は思い出のシーンにしたようなのを観たいものですね。思い切り自分勝手だが、これはちょっと作って欲しいね。
posted by フェイユイ at 18:21| 香港 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ヘッセの「知と愛」を読んだ
Excerpt: ヘルマン・ヘッセの「知と愛」を読んだ。この小説はタイトルにある知を象徴する、マリアブロン修道院の修道士であるナルチスと「愛」を象徴...
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Tracked: 2009-05-22 02:49
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